いまいち知名度が上がらない日本版ISA

証券優遇税制が切れる2014年より導入される日本版ISA(少額投資非課税制度)について野村アセットマネジメントが2013年3月に実施した調査によるとおよそ8割が「知らない」と回答。名前や制度(しくみ)についても理解していると回答した人はわずか8%しかないなかったということです。先の話ではありますが、ISAの口座開設は2013年10月からスタートするわけですから周知を急ぐ必要がありそうですね。

日本版ISAのしくみを簡単におさらい

日本版ISAは投資におけるマル優的なものです。株式や投資信託に投資をしたときのキャピタルゲインやインカムゲインへの課税が非課税となります。理解してしまえば難しいものではないのですが、ちょっとややこしいのでここでおさらいしておきましょう。
(参考:投資信託の税金
(参考:株式投資と税金

まずは証券会社・銀行にISA口座を作る

まず、制度を利用する場合、証券会社に「ISA口座」を解説する必要があります。
取引口座ではなく、非課税となる口座ですでに証券会社に口座を持っている場合でも、ISA口座の申し込みをする必要があります。

申し込みができるのは一人につき1証券会社(銀行)だけで複数の金融機関にISA口座を作ることはできません。

 

ISA口座では毎年100万円まで投資できる

非課税枠は100万円で5年間の間、配当金や売買益、投資信託の場合は収益分配金が非課税となります。
5年間保有し続けてもいいですし、途中で売却してもかまいません。ただし、一度買った非課税枠は回復しません。

非課税枠は単年ごとの使いきり方式です。今年の100万円分の枠は今年に限り有効です。ただし、翌年には別に100万円分の非課税枠が利用できます。この枠は5年後には5年前の非課税枠が使えなくなるので最大500万円までとなります。

ISA制度は短期投資には向きませんが、インカム重視の中長期投資にはおすすめです。ぜひ制度を理解して正しくご活用ください。

参考
日本版ISA制度の骨子が固まる
少額投資非課税制度(日本版ISA)のしくみと活用法

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