投資信託で証券会社を選ぶポイント

投資信託に投資をしたいという方が証券会社を選ぶ、比較するポイントをまとめてきます。投資信託は投資の運用をプロに任せることができる運用商品です。まず、投資信託への投資を前提として証券会社を選択するポイントは「手数料水準」と「投資信託関連ポイントサービスの充実度」「投信の取り扱い本数」の3点が重要になると考えています。
それぞれを見ていきましょう。

投資信託と手数料

まず、投資信託の手数料についてですが、投資信託には「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」という3つの手数料があります。

・販売手数料
投資信託を購入するときにかかる手数料。手数料の額は証券会社(販売会社)が決めることができる。なお、販売手数料が無料の投資信託のことを「ノーロード投資信託」と呼ぶ。

・信託報酬
投資信託の保有に対してかかる手数料。年利○%という形で1日あたりに分割され毎日基準価額から差し引かれる。信託報酬の金額は「投資信託ごとに定められている」。

・信託財産留保額
等信託を解約・売却する際にかかる手数料。必ず発生するというものではなく、無料のものや一定以上保有していれば無料になるものもある。こちらも信託召集と同様に「投資信託ごとに定められている」。

以上を見ていただくとわかる通り、投資信託の手数料においては「証券会社(販売会社)によって異なるもの」と「投資信託固有の手数料」という二つの手数料があります。
このうち、証券会社(販売会社)によって値段が違う部分はできるだけ手数料を安く設定している証券会社を選択するのがポイントとなります。

たとえば、個人的には好きではありませんが投資家から人気の投資信託である
「グローバルソブリンオープン(毎月分配型)」を例に、具体的に証券会社による手数料を見ていきましょう。

SBI証券:無料
カブドットコム証券:無料
楽天証券:無料
マネックス証券:無料
丸三証券:1.575%
リテラ・クレア証券:1.58%

こんな感じです(2012年9月現在)。このように証券会社によって手数料の水準にも差があることがわかるかとおもいます。投資信託はどこで買っても一緒と思われている方も多いようですが、手数料の面でも販売に力を入れているところとそうではないところとでは違っています

 

投資信託とポイントサービス

投資信託に力を入れている証券会社はその囲い込みや顧客獲得のために様々なサービスを提供しています。代表的なものに「ポイントサービス」があります。ポイントサービスは投資信託の保有に応じてキャッシュバックなどができるポイントが付くというものです。
これは信託報酬として受け取っている証券会社の取り分の一部を投資家にキックバックするという性質のものになっており、本来なら一定の投資信託の信託報酬手数料が結果的に安くなるという性質のサービスとなります。
これは投資信託での長期運用を考えている方にはぜひ押さえておいてほしいところです。

・SBI証券「投信マイレージサービス」
月間平均保有額×0.1%~0.2%(年率)をポイントとして受け取ることができるサービスです。

・マネックス証券「マネックスポイント」
月中平均残高の0.08%(年率)をマネックスポイントとして受け取ることができます。また、投資信託の購入手数料の1.5%もポイントバックされます。

・楽天証券「投資信託資産形成ポイント還元サービス」
月間の投資信託の保有金額に応じてポイントがたまります。0.03%~0.12%(年率)

以上が挙げられます。金利的に考えるとSBI証券>マネックス証券>楽天証券という順で魅力度が高いようです。

 

投資信託と取り扱い本数

投資信託は数が多ければよいというわけではないと思いますが、各証券会社が取り扱える投資信託の数も比較のポイントになります。取り扱い本数が多いということは、それだけ「投資信託に対して精力的に活動している証券会社」と見ることができるためです。

大手ネット証券における投資信託取り扱い本数
SBI証券:1226本
楽天証券:1190本
マネックス証券:485本
カブドットコム証券:373本
松井証券:取り扱いなし
GMOクリック証券:取り扱いなし
調査は各社公式ホームページより。2012年9月12日時点のデータとなります。

 

投資信託への投資でおすすめの証券会社

上記を踏まえて、投資信託への投資でおすすめな証券会社をピックアップします。

1位:SBI証券

投資信託に対する積極性は大手ネット証券の中でも高い。投信マイレージサービスのポイントバック率も高く販売手数料を無料とする投資信託の数も豊富となっています。
>>SBI証券詳細

 

2位:楽天証券

投資信託の取り扱いやポイントサービス、手数料などの総合力が高い。特に楽天証券で貯まるポイントは楽天市場で使えるスーパーポイントに交換できるうなどポイントの使い勝手がいいのもうれしいポイント。
>>楽天証券詳細

 

3位:マネックス証券

投資信託のポイントサービスなどのサービス面は充実。手数料面でもポイントバックのサービスがあるものの、販売手数料が有料の投資信託が多く、コスト面では上位2社よりも劣るように感じられます。
>>マネックス証券詳細

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